無料相談を上手に利用する方法 住宅購入の場合
お客様からこんな質問をされました。
「住宅展示場にいるファイナンシャルプランナーの無料相談に行ってみようと思います。FPにはどんな相談をしたらいいですか?」
良い質問です。FPままの考えるこの質問の答えは…
主婦FP「相談ままです。」
✤お金のこと・生活に役立つことたくさんお伝えしていきます。✤
プロフィールはここ
目 次
1.質問内容
Q 住宅展示場に行くと住宅会社の社員じゃないフリーのファイナンシャルプランナーがいますよね。住宅会社の人じゃないから、「無理矢理購入って流れにならなさそうだし、展示場にいるFPさんなら安心ですよね。相談も無料だしアドバイスを受けて見ようと思いますどうですか?」
相談者の家族構成
夫 30代後半 会社員
妻 30代後半 パート社員
子ども 1人 小学2年生
相談者のご家族は数年前から住宅の購入を検討されています。今年に入って仲の良いお友達が家を新築され、ますます購入したい気持ちが強まったようです。
で、その家族と親しくしている方とFPままは以前から親交があります。FPままにきた案件ならFPままが受けるだけなのですが…ちょっとややこしい事情がありまして、面倒くさいのでそこは割愛します。
2.答え FP相談是非受けてみてください…
住宅ローンの借り入れ限度額がわかり購入がより具体的になります。また、住宅を取得した場合の諸経費やローン減税のこと。住宅取得資金にかかる非課税制度について聞くと良いでしょう。わかりにくい制度のことをわかりやすく説明してくれるFPこそ良いFPです。
ただし、一つだけ気をつけてほしいことがあります。それは住宅相談をうける場所です。
想像してみてください???この場所で冷静な判断できますか?
買いたいという気持ちの強い人こそ、住宅購入に関するFP相談は展示場に行く前にするのが望ましいです。ですので、展示場でのFP相談は冷静にテンションを少し下げて聞きましょう。特にほしいと思ったら買ってしまう「あなた」は要注意です。
うわぁぁぁ (*⌒▽⌒*) こんな家に住みたい💓と思って今までお金を貯めてきました。夢のマイホームまであと1歩です。どの家もみんなピッカピカの最新設備のモデルルームです。
テンションMAXになりませんか?こんなリビングで過ごしたい(O_O)
「何このキッチン、みてみてお風呂ジャクジーあるし…」とまぁこんな感じです。
モデルルームのような家をみれば誰だってほしくなります。その為のモデルルームなので、しかし忘れてはいけません。家を買った後のことを…長~く続くローンのことを
✨✨ 購入=借金返済スタート
住宅相談でFPに聞くべきポイント
- 自分のライフスタイルをイメージし希望を余すところなく伝える
- 無理のない返済計画を立ててもらう(確実に支払い可能な計画)
- 購入代金以外でかかるお金のことを詳しく教えてもらう
- 使える制度を全て教えてもらう
詳しく
No.4508 直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税|国税庁
<まとめ>
家を建ててからの人生の方がずっと長いです。ぎりぎりの資金繰計画で購入したら夢のマイホームがただのローン地獄になっちゃいます。
いくら超低金利とはいえ自己資金(購入物件の20%)は必要です。それと諸経費、加えて「生活予備資金」にできれば半年間分(自営業者の場合1年間分)の生活費を目安として持っておきましょう。
無料相談を上手に活用して必要な情報を冷静に判断して賢く住宅を手に入れましょう。
また…
せっかくFP相談をするなら金融機関や住宅会社さんから聞けないことを聞きたいです。
借入限度額のことや住宅設備のことではなく「あなた」の10年後、20年後の生活のシミュレーションです。変化するライフスタイルに合わせたプランニングでより具体的な生活を思い描いてから購入すればきっと間違いの無い買い物ができます。
確かにここまでの内容では無料はちょっと難しいですがこれこそFP独自のアドバイスです。
困ったときにいつでも相談できるFPとの出会いがあなたの生活にゆとりをもたらしてくれると良いですね。
ではまた (^_^)/~~